
こんにちは!
東光寺ブログ『新米和尚の仏教とお寺紹介、ときどき寺嫁』にご訪問いただきありがとうございます!
さて、東光寺三大行事の1つ、【開山忌(かいさんき)】が5月31日に行われることは、ご存知ですか?
「あれ?開山忌って6月じゃなかったっけ?」と思ったそこのあなた!
東光寺検定1級を差し上げます!!!
昨年までは6月に行っていましたが、現住職と検討を重ねた結果、今年は5月に行うことにいたしました。
気持ちの良い季節に、大切な法要の時間を皆さまと過ごすことができるのが楽しみです。
この【開山忌】、お寺に関わりのない人が聞いたら、「山開きですか?」と思ってしまうかもしれません。
ちょうど時期的にもぴったりですしね♪
ですが、この開山忌、東光寺は初夏ですが、
東光寺の本山(ほんざん:本社・本店みたいな)である京都の妙心寺は12月、
日本で一番有名なお寺、かもしれない清水寺は5月、
東京の浅草寺は6月、
お寺の季刊誌に寄稿させていただいている鎌倉の円覚寺は10月、
と、ばらばらなんですよ。
なぜかというと…開山忌を一言で言うなら、
それぞれのお寺の一番初めの和尚さまの年忌法要(1周忌、7回忌などの法事)
だからです!
亡くなった日が違うのだから、法事の日が違うのは当たり前♪
なんですね~
亡くなった方をご供養する法事は、悲しみがぶり返すことにもなるかもしれませんが、同時に、その方への感謝を強く感じる日にもなるのではないでしょうか?
開山忌もまさしく同じで、東光寺という場所をゼロから作ってくれた、偉大なるレジェンド和尚さまに
「今の東光寺があるのは、あなた方のおかげです!ありがとうございます!!」
と、みんなで特大の感謝を伝える日なんです。
ちなみに、東光寺では、レジェンド和尚さまがお二人いらっしゃいまして、それが、
東光寺の最初の和尚様・温仲(おんちゅう)和尚様と東光寺を復興した和尚様・洪堂(こうどう)和尚様です。
このお二人のご法事が東光寺の開山忌です!
そして何を隠そう、2日後の本番で、私寺嫁が昨年に引き続き、「司会」を務めることになりました!どうぞ温かく見守ってくださいませ。
もし私がテンパったら、助け舟をみなさんに出していただけるように、今から流れを説明しておきますから、みなさんも予習しておきましょ~
ここ、テストに出ますから、覚えておいてくださいね~( *´艸`)
開山忌ステップ1 荘厳(しょうごん)をととのえよう!

寺嫁っぽく、専門用語使ってごめんなさい。
荘厳(しょうごん)とは、お茶やお菓子、お膳などを仏さまにお供えし、法事を行う場を調えることです。
導師(住職)が一つずつお供えしていくのですが、その順番がこちら。
- 薬湯(やくとう)
- お膳
- お菓子
- お抹茶
食前酒的な薬湯、メインディッシュ、そして、デザートも忘れず、食後の一服もありますよ~、的な順番ですね!
書いたら、私も覚えられそうです♪
しかも、これを一つずつ、お香で薫じて、いい香りも一緒にお供えし、さらに三拝(さんぱい)といって、とっても丁寧なお参りである「五体投地(ごたいとうち)」も合間、合間にするんです。
超絶丁寧なやり方でお供えしていくんですよ!!!
みなさまにお願いしたいのは、この「五体投地」を椅子に座った状態でいいので、一緒に行ってほしいのです。

自分の手のひらを、自分の頭よりも上に上げるのがポイントです。
手のひらに仏様のおみ足を乗せ、それを頭の上にかかげる、という意味があり、謙虚な気持ちにさせてくれます。
法要の前にもご説明いたしますので、よろしくお願いいたします。
開山忌ステップ2 導師宣誓!
東光寺のレジェンド和尚さまお二人に、導師から“偉業への感謝”と“恩に報いるように生きていきます”、という誓いを込めて法語(ほうご)をお唱えします。法語とは仏教の教えを分かりやすく説く言葉のことです。
開山忌ステップ3 みなさんも声を出しましょう!

「般若心経」「白隠禅師坐禅和讃」「宗門安心章」を一緒にお唱えしてください。
お経の本は受付でお渡ししますのでご安心ください。
すでに持っているよ、という方はマイ経本をお持ちくださいね。
日常生活ですと、カラオケくらいでしか大音量の声を出せない私ですが、お寺でお経をお唱えするときは声の大きさを気にせず出せるので、かなり気持ちいいです。
大きな声でお経をお唱えする気持ちよさをぜひ味わってください!
途中でお焼香に進んでいただきますが、席に戻ったときに、
「あれ、どこ読んでるのかしら~」となるのはみなさん同じですから、心配しなくても大丈夫です。
近くの方が開いているページをそっとのぞいてみるのは大ありです!!
開山忌最終ステップ すべての人のために祈ります

ここまで、丁寧にお供え物をし、感謝やこれからの気持ちを確かめ、たくさんのお経をお唱えしました。
この善い行いが開山さま、ご先祖さま、自分、だけでなく、すべての人のためになりますように、と導師が締めくくります。
これを回向(えこう)というのですが、皆さまも合掌してお祈りください。
どうですか?
開山忌、楽しみになってきませんか??
準備を進めながら思うのは、こうして「お寺の誕生日」のような日をみなさまと過ごすことができ、本当にありがたいなということです。
当日お越しになる方は、どうぞお気をつけてお越しください。法要後の住職の「法話」もお楽しみに♪
昨年はありがたいことに大きな拍手をいただき、私も嬉しかったです。

開山忌を通して、過去から今の自分、そして未来につながるありがたさを感じていただけたら幸いです。
それでは、
✼••┈┈お寺や仏教のことを身近に感じるためには まずは自分から┈┈••✼がモットーの寺嫁日記でまたお会いしましょう♪


