2026年開山忌 礼拝をする皆さま

こんにちは! 東光寺ブログ『新米和尚の仏教とお寺紹介、ときどき寺嫁』にご訪問いただきありがとうございます!

5月31日(日)、無事に東光寺の三大行事のひとつ「開山忌(かいさんき)」、そして同時開催の「お粥会」を終えることができました。
お休みの日の午前中という、本来ならパジャマ姿でのんびりできる貴重な時間に、本堂へ足を運んでくださった皆様、本当にありがとうございました!

開山忌について、詳しくは先日のブログ『山開き?2日後に迫った【開山忌(かいさんき)】の流れを予習しましょう!』をご覧ください。

山開き?2日後に迫った【開山忌(かいさんき)】の流れを予習しましょう!

こんにちは!東光寺ブログ『新米和尚の仏教とお寺紹介、ときどき寺嫁』にご訪問いただきありがとうございます! さて、東光寺三大行事の1つ、【開山忌(かいさんき)】が5月31日に行われることは、ご存知ですか? 「あれ?開山忌っ […]

実際の司会はどうだったか、と言いますと…
まあ、なんとかやれたのではないかと…

前日に住職と打ち合わせをし、住職が座ったらこの言葉を言う、とか、ここにもう少し説明を加えた方がいいね、と決めておいたのが良かったと思います。

「丁寧な説明で、改めていろいろ知ることがありました。」

とありがたい感想もいただけて、最高のご褒美でした!

2026年開山忌 焼香をする皆さま
2026年開山忌 回向を唱える住職

そして最後の合掌・礼拝(らいはい)からの~、締めの言葉!

私としては、「余韻……余韻……」という美しいフェードアウトを演出しようと、あえて一呼吸、ふた呼吸、たっぷり間をおいて締め言うつもりだったんです。

なのに、ふと前を見たら、住職から

「おい、忘れてるぞ。寝たのか? 飛んだのか?」

と言わんばかりの熱い視線(というか無言のプレッシャー)がものすごい目力でレーザービームのように突き刺さってきました。

解釈違い、甚だしいわ!と悪態を心の中でついたかどうかはご想像にお任せしますね。

司会しつつ、記録写真撮りつつ、という千手観音さまの手を数本お借りしたい気分にもなりましたが、掛け軸から見守ってくださっている洪堂(こうどう)和尚様も、「寺嫁ちゃん、がんばれー」と応援してくださっていたら嬉しいなと思います。

スマホを置いて「無」になる。東光寺「お粥会」で味わう究極のシンプル精進料理

11時半からはお待ちかね(?)の「お粥会」。
もっともシンプルな精進料理である「お粥」をメインに、胡麻豆腐とたくあんをご用意しました。
それらを禅の作法にそってゆっくりいただく時間を皆さまと過ごしました。
ちなみに、お粥は住職特製です!

現代人の食事といえば、左手にスマホ、右手に箸を持ち、YouTubeの広告をスキップしながら、という感じで、食事をしているのか、動画を見ているのか、どちらがメインかわからなくなってること、ないですか?(私も反省…)

「お粥会」では、食器の並べ方、箸の置き方、そして食器の洗い方まで住職から丁寧にお伝えさせてもらいました。

禅宗の食事には箸置きやランチョンマットはありません。
え?じゃあ箸は直置き?食器の上に置く?

いえいえ、口をつける部分を机の外に斜めに出した状態で置いておくのです。

机も汚れないし、箸置きもいらない。なんて理にかなってるんでしょうね♪

さて、食事五観文(しょくじごかんもん)という食事前のお経をお唱えし、いよいよ食事です。
(食事五観文についてはまた別の機会にゆっくりお伝えしますね!)

あっという間に食べ終わりそうな質素なメニューではありますが、

食事をする

ということだけに集中できる、贅沢な時間が流れていました。

2026年開山忌 お粥会1
2026年開山忌 お粥会2

SDGsな食器の片づけ方を体験しよう

食器の洗い方も体験していただきました!

そんなの流し台に一列に並んで、洗剤泡立ててゴシゴシ洗うに決まってるじゃない、と思ったアナタ。

いえいえ、お寺のポテンシャルを侮っては困ります。

なんと、使うのは「お茶」と「たくあん」だけ

一番大きなお皿にお茶を入れ、
たくあんをスポンジ代わりに任命して、キュキュッと器をこすっていくのです。

禅宗 食器の洗い方1

小さいお皿から大きいお皿へ順番にお茶を移しながら、たくあんで洗っては次へ、洗っては次へ。

禅宗 食器の洗い方2

そして、すべての器がピカピカになった最終形態の「たくあんエキス入りのお茶」を……。

最後にゴクッとすべて美味しくいただきます!!!(衝撃)

初めて知った時は「えっ、お皿洗った汁を飲むの!?」と脳内がバグりかけましたが、これ、一滴の水も無駄にしないし、お皿についたお米のひとかけらまで全部丸ごといただく、究極の「一粒も残さない」、なんです。

使う水(お茶)は、お茶碗一杯分だけ。超エコ~~~。

令和のSDGsの遥か先を、お寺は数百年単位で先を行っておりました!!!

まとめ|お寺の行事は義務じゃない。「心安らぐ時間」を一緒に過ごせた感謝

お寺の行事と聞くと、「行かなきゃいけないのかな」と、どうしても義務感を感じてしまうかもしれません。

…でも、

東光寺が目指しているのは「義務」ではなく、皆様が日々背負っているあんなこと、こんなことを一旦脇に置いて、「心安らぐ時間」を過ごすための場所になることです。

ご先祖様へ思いを馳せながら、今の自分を振り返ったり、少し先のことをちょっと前向きに見られたり、そんな時間を過ごす。
このように過ごせるありがたさを多くの方に感じていただけたら嬉しいです。

さいごに、
開山忌に参列してくださった皆さまに心から感謝申し上げます。
開山忌やお粥会を通じて、皆さんの心にほんの少しでも「あたたかい何か」が残っていたら、これ以上の喜びはありません。

それでは、✼••┈┈お寺や仏教のことを身近に感じるためには まずは自分から┈┈••✼がモットーの寺嫁日記でまたお会いしましょう♪

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