☆.。.:・゚☆新米和尚の仏教とお寺紹介、ときどき寺嫁☆.。.:・゚☆
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東光寺寺嫁です!
昨日は初恋の人の誕生日でした。
って関係ない話をいきなりしてすみません。
でも、こういうのってなかなか忘れられないものですねー(;´∀`)
さて、先月東光寺の行事予定をSNSにアップしたところ、
腰痛の治療中で五体投地(ごたいとうち)は無理かも…、というコメントを発見。
そっか、そうですよね…
五体投地、私も初めてやったときは「これ、筋トレじゃん。スクワットじゃん(;°-°;))) 」って思いましたもん。
ですが、これは私の伝え不足!!!
反省しつつ、今回は
五体投地イスバージョン
をお伝えしちゃいます♪
そもそもこの五体投地、【布薩会(ふさつえ)】という行事の中でおこなうのですがー
【布薩会(ふさつえ)】とは
修行している人たちが集まり、日々の行いを見つめ直して反省したり、これからの
行いをより良いものにしようと誓い合ったりしたのが始まりです。
そしてこの布薩会を毎月行っているお寺は非常に珍しい!
これは声を大にして言いたい!!
ではなぜ東光寺の布薩会は8日なのか?
それはご本尊であるお薬師さん(薬師如来)の力が最も強くなる日だそうで、それに合わせています。お薬師さんの力も借りながら、
体を一心に動かすことで心を調える修行ができるのが東光寺の【布薩会】です!(^^)!
※毎月の行事ページでも【布薩会】について紹介しています。
続いて
【五体投地とは】
頭・両肘・両膝の5点を地面につける、というのが基本です。
自分の体を地面に投げ出す、最も丁寧なお参りの仕方。謙虚な気持ちを取り戻します。
が、
でも大丈夫!!
こちらがイスバージョン↓↓↓
1 合掌して、
2 手を耳より上に上げる
そして、また1に戻り、この動きを繰り返します。
五体投地というのは
自分の一番大事な頭よりも、さらに上に、相手の足を自分の手のひらで受け、上にかかげる
ということを表しているので、
イスに座ったままであっても、自分の頭よりも相手の足を上にあげる、という動作ができればOKなのです!!
もちろん、自分の体を地面に投げ出して行う本来の五体投地ができればいいのですが、
それができないから、まったくゼロにしてしまう、というのはとてももったいないと思うのです。
自分が今できる精一杯のことをする、というのが大事だと思います(*´∇`*)
さらに、さらに、今月8日はお釈迦様がお悟りをひらかれたことを祝う【成道会(じょうどうえ)】も同時に行います。
お釈迦様が悟りをひらいたときの様子を表した軸をかけて、お経をお唱えします。
成道会については年間行事ページ(成道会)でも紹介しています。
今年最後の1ヵ月もよりよく過ごすため、ご一緒にお参りできたらうれしいです♪
✼••┈┈お寺や仏教のことを身近に感じるためには まずは自分から┈┈••✼
がモットーの寺嫁日記でまたお会いしましょう♪