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東光寺寺嫁です!

雪が降ったことがニュースになる静岡市からお届けしております。

ちょうど下校時に雪を見たラッキーな次女ではありますが、あまりにも珍しいので「これ、雪?けむり?」となってしまったそう。

そのくらいここは温暖なんですよ。
名古屋育ちの私としては、最近まではこの温暖さに感動しきりでしたが、やはり慣れてしまうようで、
毎日靴下2枚重ね&指だし手袋で過ごしています…

さて、先日2月8日は

涅槃会(ねはんえ)と今年2回目の布薩会(ふさつえ)を行いました♪

涅槃会って?

涅槃会では【遺教経(ゆいきょうぎょう)】という、お釈迦様最期の教えのお経をみなさんでお唱えし、
法要後には副住職の簡単な説明を聞きつつ、
お釈迦様の涅槃の様子が描かれた掛け軸をじっくり拝見する時間を過ごしました。

「アーナンダ(元祖美坊主!)をいかに美しく描くか、が絵師の力の見せどころ」

ときけば、アーナンダを探してみたり、

「猫はあまり描かれないと聞いたんですけど」と質問があれば、

「ここには描かれているんですよ~」「ほんとだーーー」

と動物たちゾーンを楽しんだりできました!

【遺教経(ゆいきょうぎょう)】は短いお経ですが、

お釈迦様が亡くなられたあとも、私たちがどのように生きていけばよいのか、
厳しく、優しく、語られています。

東光寺ではこのお経、涅槃会だけではなく、お葬儀の際にもお唱えさせていただいております。

とはいえ、なかなか耳に機会も少ないかと思いますので、
1年に1回、お釈迦様の最期のことばを味わってみてはいかがでしょうか!

来年も2月8日に法要を行いますので、今年は参加できなかったーーー、という方もぜひ、
カレンダーや手帳にメモしてみてくださいませ。

寺嫁イチオシ!布薩会はどうだった?

【布薩会(ふさつえ)】とは

もともとはお釈迦様の時代からあったもので、
修行している人たちが集まり、
日々の行いを見つめ直して反省したり、
これからの行いをより良いものにしようと誓い合ったり、

ということを行っていたのが始まりです。

ですが、行いを反省する、より良いものにする、といったとき、
何か目安になるもの、ほしいですよねー

なんとなく「あの行動があんまり良くなかったよな」とは自分で気づくことはあるかと思いますが、その基準って結構人それぞれだったり。

なので、この布薩会では、その基準になる

“戒(かい)”

という約束事をお唱えしながら確認していきます。

“戒(かい)”以外にも、たくさんの仏さまのお名前をお唱えし、

“私の煩悩がなくなりますように”、と祈るお経

“気をつけようと思っていても、悪いことしちゃいました。ごめんなさい。”、と謝るお経

“これからは良い行いを重ねていきます!”、と誓うお経

をお唱えしていきます。

そして、これらのお経をお唱えしながら、五体投地(ごたいとうち:ひじ・ひざ・頭の5点を地面につける、最も丁寧なお参りの仕方)を繰り返します。

繰り返す数、20回!

ある修行道場では100回繰り返す、ということを月2回行っているところもあるようです。

ここが坐禅や写経とは全く違うところで、おすすめポイントでもあったりします♪

体を動かして、自分の行動を振り返り、心を調えていく

そんな時間を毎月1回、過ごすことができます。

次回は3月8日(土) 夜7時~

どうぞ足をお運びください。お待ちしております(^-^)

✼••┈┈お寺や仏教のことを身近に感じるためには まずは自分から┈┈••✼
がモットーの寺嫁日記でまたお会いしましょう♪

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