東光寺観音山霊場は東光寺の北、東名高速道路清水インターすぐに位置する霊場です。すぐ裏手にある観音山からは清水の街並みを眺めることができます。

観音山霊場には分譲墓地と永代供養塔『南円堂』があります。
ご供養の形も時代によって変化していきます。しかし、形は変わっても供養の心は変わらず受け継いでいくこともお寺の役目と考えております。

霊場と観音様とのご縁について紹介しています。墓地の分譲も行っておりますので、お気軽にお問い合わせください。

永代供養塔『南円堂』の紹介をしております。

修学旅行生から始まる、不思議なご縁のお話です。

観音様とのご縁

山と海に囲まれた


気持ちのいい場所

車いすのままお参り可能

駐車場完備

耐震構造

西国三十三所とのご縁

観音山霊場は以前より頂上に観音様を安置する御堂があり、多くの方がお参りをされていましたが、この石仏の由縁等の記録がありません。

そこで調査を開始したところ…

この石仏は日本で最も歴史がある巡礼行・西国三十三所の6番札所南法華寺(壺阪寺)の千手観音だと判明したのです!!!


このことから、以前は観音山霊場には三十三所を巡礼できるよう石仏があり、その中の1つが偶然発見されたのでは、と考えられました。

 

現在、観音山に再び西国三十三所霊場を建立しようと多くの方のご協力により計画が進行中です。観音山霊場にお越しの際はぜひお参りください。

ちょっと豆知識

~西国三十三所巡りとは~

和歌山・大阪・京都・兵庫・滋賀・岐阜に点在する三十三所の観音霊場を巡る、日本で最も歴史のある巡礼行です。

観音菩薩が衆生を救うとき33の姿に変化するという信仰に由来し、その功徳に与るために33の霊場を巡拝します。

中には、京都の清水寺といった、有名な寺院も多く含まれます。

西国三十三所巡礼の旅』西国33所札所会 公式サイト

前仏 


観音菩薩像


 平成15年3月30日、法隆寺金堂第三号壁の中の観音菩薩を東光寺観音山前仏として安坐開眼。

 故宮城嶋基司氏が愛知県岡崎市の鹿乗石材(石仏彫刻家・平川秀邦)に制作依頼したものが巡り巡って、東光寺の観音山前仏として安置されることになりました。

 詳しくは『観音山霊場こぼれ話』にて

  
 

ちょっと豆知識

~法隆寺金堂第三号壁の中の観音菩薩様について~

法隆寺金堂は推古十五(607)年に聖徳太子が開創したと伝えられる現存する世界最古の木造建築物の一つです。
 
 金堂壁画はインド、西域の美術を取入れた国際的な唐代絵画様式の影響を受けていると言われています。日本最古の仏画(国宝)として世界的至宝ではありますが、1949年に火災によって焼損してしまいました。焼失後、前田青邨・平山郁夫他画伯たちが、身体を三つに折る三曲法(トリバンガ)で描き、修復再現しました。

  この観音像は四号勢至菩薩を裏返しにした形で、宝冠には化仏を戴き、左手は上げて施無畏印、右手は下げて蓮華の茎をとっています。上方に火炎宝珠が雲とともに飛翔し、また蓮臺下方には宝池があります。

現在分譲中の区画が数区画残っております。
場所、金額等につきましては問い合わせフォーム、またはお電話にてお気軽にお問合せ下さい。

永代供養塔『南円堂』

 御本尊として、西国三十三所観音霊場の九番札所【興福寺・南円堂】から勧請(かんじょう:分身・分霊を他の地に移して祀ること)された不空羂索観世音菩薩(ふくうけんじゃくかんぜおんぼさつ)と興福寺・南円堂の屋根に葺かれていた瓦(江戸時代中期の宝暦十二年[一七六五年]銘、製作者名などが刻印)が納められています。その観音様とともに、個々人のお骨を安置いたします。

 永代供養塔内部は、地上部分の分骨棚と地下総骨納骨室という構造になっています。屋根、台座、供養塔は興福寺・南円堂同様、八角形をしています。

 また、東光寺本堂内の位牌堂には、永代供養諸精霊位のお位牌が祀られています。

不空羂索観世音菩薩


(ふくうけんじゃくかんぜおんぼさつ)についてはコチラ

 不空(ふくう)とは、空しからず=失敗しない、という意味であり、望みが叶うことを表します。

 羂索(けんじゃく)とは、インドで猟や戦いに用いられる投げ縄状の網のことです。衆生の悪や煩悩を縛って、観音さまの大慈悲の網で漏れなくすべての人々を救う観音様の大慈悲の網を指します。

 健康長寿、現世安穏、美顔、衆人愛嬌、財福金運、罪障消滅、極楽往生の功徳があると「不空羂索陀羅尼自在王咒経」には説かれています。

 不空羂索観世音菩薩は頭髪を高く結い、宝冠に阿弥陀如来の化仏をつけ、上半身に鹿皮を斜にまとっています。8本の腕を持ち(八臂像)、八角形の荘厳な蓮華座に結跏趺座(けっかふざ)でお坐すわりになられ、お顔はおだやかに微笑んでいます。

 ちなみにこの腕、第一手は胸前で合掌、第二手左手に蓮華、右手に錫杖を持ち、第三手は両手とも脇下に垂らし五指を伸ばし掌を前に向け、第四手左手に羂索、右手に払子を持っています。

 奈良興福寺にある八角円堂の南円堂は、聖徳太子発願の伝えがあり、弘仁四年(八一三)藤原冬嗣が父内麻呂追善のために建立しました。また鎮壇には弘法大師が係わったと諸書に記されているそうです。
 
 西国三十三所観音霊場のなかで、本尊が不空羂索観世音菩薩であるのは九番札所の興福寺・南円堂のみです。

 

東光寺檀信徒各霊位の供養は1月7日の大般若祈祷会をはじめとする年間行事の際も常に行われています。

特に、毎月17日の観世音菩薩の供養日には読経と御詠歌で観音山霊場に祀られている全ての霊位供養が行われています。 

年忌法要につきましては、ご希望により、四十九日・1周忌・3回忌・7回忌・13回忌・17回忌・23回忌・25回忌・27回忌・33回忌・37回忌・50回忌の法要を東光寺本堂内及び、永代供養塔前にて個別に行います。

御希望によ り各霊位毎に小型分骨壺を祀り、塔内部の分骨棚に安置いたします。

ご希望により、各家先祖代々霊位・または故人御戒名・没年月日・俗名の刻まれた墓誌銘鈑を用意することができます。
*墓誌銘鈑については別途費用がかかります。

永代供養塔(南円堂)での供養の際に納めていただく志納料はご希望される供養の仕方等によって変わります。下記の金額は目安ですのでお気軽にご相談ください。

納骨および、
四十九日法要~五十回忌までのご供養

1霊 50万円

・永代供養塔の前または東光寺本堂にて読経・お参りをした後、納骨をいたします。骨壺のまま個別に納骨、または合祀(ごうし)されるかご希望をお知らせください。

・納骨後は東光寺にて下記の法要(四十九日法要~五十回忌)を、その年に個別に法事を執り行い供養させていただきます。
※四十九日法要・1周忌・3回忌・7回忌・13回忌・17回忌・23回忌・25回忌・27回忌・33回忌・37回忌・50回忌

納骨のみ

1霊 10万円

・永代供養塔の前または東光寺本堂にて読経・お参りをした後、お骨は合祀(ごうし)させていただきます。

・納骨後は東光寺にて合同で供養させていただきます。

納骨および、
ご希望の年忌法要

1霊 14~46万円

・永代供養塔の前または東光寺本堂にて読経・お参りをした後、納骨をいたします。骨壺のまま個別に納骨、または合祀(ごうし)されるかご希望をお知らせください。

・納骨後は東光寺にて下記の法要のうち、ご希望に沿って、その年に個別に法事を執り行い供養させていただきます。
※四十九日法要・1周忌・3回忌・7回忌・13回忌・17回忌・23回忌・25回忌・27回忌・33回忌・37回忌・50回忌

東光寺へ仮申し込み

永代供養・納骨 仮申し込みフォーム」、またはお電話にて、永代供養や納骨の希望をお伝えください。フォームへの入力内容やお電話でのお話は「仮」のものです。正式な申し込みはお寺にて行います。仮申し込みをしていただきましたら、お寺での打ち合わせの日程を調整してまいります。

 

お寺での打ち合わせ

東光寺にて、永代供養・納骨について詳しく説明をさせていただきます。費用についてなど疑問点などがありましたら、この場でご質問ください。

 

正式な申し込み

所定の申込み用紙に必要事項を記入していただき、正式なお申し込みとさせていただきます。お寺での打ち合わせ当日にお申込みいただくことも可能です。

※行政が発行する「埋葬許可証」または、現在お骨を納めている機関が発行する「改葬許可証」などの書類があるか必ずご確認ください。これらの書類が用意できない場合は申し込みをお断りすることがあります。

 

法要

正式なお申込みをされる際に、納骨までの日程を決めさせていただきます。決定した日に法要と納骨をさせていただきます。

 

納骨 埋葬証明書発行

永代供養塔「南円堂」へのお骨を納めさせていただき、納骨されたことを証明する「埋葬証明書」を発行いたします。

※行政が発行する「埋葬許可証」または「改葬許可書」などの書類を必ずご持参し提出をしてください。これらの書類が用意できない場合は納骨をすることができません。

 

 その他、永代供養についてのご不明な点につきましては、永代供養に関するお問い合わせフォーム、またはお電話にてお気軽にお問合せ下さい。