少子高齢化など様々な社会問題が噴出する中、お寺も大きな変革を求められています。
しかし、「時代に合わせる」ばかりが良いことではありません。
もちろん、「変化しない」ことにこだわり続けることも良いことではありません。
では、どうしたら良いのか。
東光寺はこれから、
2500年以上も社会の変化に対応しながら守り続けられてきた、仏教の大切な教えを基礎基本として柔軟に変化をしてまいります。
東光寺は臨済宗妙心寺派のお寺であり、禅の教えを大切にしながら、お檀家様を初めとする多くの方に支えられてまいりました。
これまで支えていただき、守ってきた伝統や大切な教えを伝える行事などを継続しながら、少しでも多くの皆様へ大切な教えが届くように精進してまいります。
東光寺の基本姿勢
- 強制しません
- 説明します
- お伝えします
行動原理
- 固まりません
- 変化します
- 受け入れます
令和6年9月
東光寺 副住職 横山友宏
戦国時代ー鉄砲伝来のころー、温仲和尚(おんちゅうおしょう)によって現在よりも北方の地に創建。その後、繁栄と衰退を繰り返す。
清見寺蓉嶺維禎禅師の法を継ぐ九代洪堂義範禅師(こうどうぎはん ぜんじ:明治41年没)が法系開山となり寺門は一新。現在に至る。
歴史
01
興津清見寺から譲り受けた書院
幕末、清見寺より譲り受けた、清水にある木造建築としては最も古い部類の建物です。天井の桟は1本の長い木から切りだされており、今では貴重な材料が使用されています。
歴史
02
東光寺とゆかりのある足利紫山老師
昭和16年、臨済宗全本山の統合が行われ、臨済宗諸派(十四派)が合同して臨済宗と称した際、初代管長となったのが足利紫山(あしかが しざん)老師です。この足利紫山老師は、若いころ東光寺で洪堂和尚について修行しました。東光寺には紫山老師の書などが多く残されています。
歴史
03
山門が格子である理由
かつて、天皇の遣いが東光寺に泊まることになりましたが、当時門のなかった東光寺には泊めることができません。そこで急いで門を造るため丸太で格子を組み門としました。そのため、今でも東光寺の門は他のお寺の門と違い、格子門となっています。
住所 〒424-0033 静岡市清水区横砂本町20-31
電話 054-364-6868
◆ 電車でお越しの場合
・JR清水駅、またはJR興津駅より、タクシーで約10分。
・JR清水駅よりバスでお越しの方:
静鉄バス「三保山手線(興津・但沼方面)」乗車後、「横砂西」にて下車。バス停より東へ信号を横断後すぐ(徒歩1分程度)
・JR興津駅よりバスでお越しの方:
静鉄バス「三保山手線・興津駅前」乗車後「横砂西」にて下車。バス停より東へ信号を横断後すぐ(徒歩1分程度)
◆ お車でお越しの場合
・静岡方面よりバイパスでお越しの方:
横砂北交差点を右折し、一つ目の信号を左折後、すぐ左
・興津方面よりバイパスでお越しの方:
横砂北交差点を左折し、一つ目の信号を左折後、すぐ左