三蔵法師(さんぞうほうし)が持ち帰り、 訳した600巻もの大般 若 経を多くの僧侶が大きな声で読経(どきょう)する様子は迫力があ り ます! 参加者には大般若会終了後、祈りが込められた御札(大般若 札) と御菓子が配られます。御札は各家々を御守りする御札ですの で、 家の入口に貼って魔除けにしていただければ良いかと思います。 大般若祈祷会では、「十六善神(じゅうろくぜんじん)」を描いた 掛け軸をかけます。 「十六善神」とはインドの鬼神で、後に、仏法守護の神となった十 六の夜叉神のことです。この夜叉神たちには私達の悪心を取り除 く働きがあるとされています。 |
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東光寺を開いた開山、温仲禅師(おんちゅう ぜんじ)は、天
文21年(1552年)6月30日にお亡くなりになりました。 現住職まで法系を伝えた初代法系、洪堂義範禅師(こうどう
ぎ はん ぜんじ)は明治41年(1908年)8月28日にお亡くなり にな りました。 開山忌は東光寺の行事の中で最も大切にしている行事で、 古来より伝わる儀式を丁寧に行い、多くの檀信徒の皆様に参加し ていただいています。 |
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施餓鬼棚を外につくり、「三界万霊牌」を置き、洗米と水を供えま す。本堂内に は過去帳を置き法要を行います。五色の旗には、仏様の 名前が書かれています。 餓鬼とは欲深く他を省みることなく、常に飢えて欲求不満になってい る状態を
言います。このような餓鬼を救済するための法要でもあり、自 分自身の中にある 餓鬼に気が付く法要でもあります。 東光寺では放生会として、食べられる運命にあったウナギを救い、川に逃がしま す。 東光寺の施餓鬼会には近隣の縁のある和尚様に多数参加していた だきます。 多くの和尚様と一緒に御供養をしていただければと思います。 |
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横砂には現在の袖師埠頭があるところに大きな砂浜があり漁業も盛んな地
域でした。また、昭和の時代までは海水浴場があり、夏にはJRの臨時駅も開 設され大変なにぎわいだったそうです。 一方で、海で亡くなる方もあり、その方たちの供養をする法要です。 法要には、子供を含め、地域の方々に参加していただいています。 |
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誰でも撞くことができます 東光寺の除夜の鐘はどなたでも撞いていただくことができます。 徐夜の鐘は煩悩を打ち払うといわれています。 竹ろうそくに照らされた境内で心を落ち着けて静かに鐘をつき、新たな一年をお迎えください。 |
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最近では、竹灯りを楽しみにしてくださる方も増えてきています。 仏教では一般的に、灯明は迷いをうち破る智慧にたとえられます。 お寺の境内に広がる幻想的な景色を楽しみながら1年間を振り返り、迷いや打ち破る決意を心に抱き新年をお迎えください。 点灯時間 12月29日午後5時〜午後9時 12月30日午後5時〜午後9時 12月31日午後5時〜1月1日午前1時【予定】 拝観について 点灯時間内でしたら、どなたでも自由にご覧になっていただけます。山門よりお入りください。 駐車場について 東光寺駐車場がございますので、御利用下さい。 ※除夜の鐘(11時30分)開始前後は駐車場が込み合うことがありますので譲り合っての御利用をお願いいたします。 本堂横の駐車場以外にも本堂の北西(スーパータイヨーの横)にも駐車場がございますので御利用下さい。 ※スーパーの駐車場はご利用いただけません。必ずお寺の駐車場をご使用ください。 駐車場地図はこちらです |
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竹ろうそくが境内を照らし、幻想的な世界が浮かび上がり、午後11時30分からは幻想的な光景の中で除夜の鐘を撞くこともできます。 しかし、開催までの道のりは決して簡単なものではありません。 多くのボランティアスタッフに支えられ、様々な作業を行い当日を迎えています。 毎年ボランティアスタッフを募集しています! 短時間でも、長時間でも、時間も自由です。「やりたい!」と思える作業だけでも十分ですので、興味のある方は是非副住職までご一報ください!! ボランティアの内容は竹を切る、並べる、点灯する、経済的支援や物資の支援、などをしてくださる方を募集しています。作業場所は東光寺や観音山【寺から徒歩5分の標高50mほどの小さい山】です。 作業紹介 11月中旬〜12月30日 1.山で竹を切るために山道の確保(夏の間に草が生えたい放題・・・) 2.山で竹を切ったり加工したりする場所の確保 3.竹を切る(伐採)。山から降ろしやすい長さに切る。 4.山から降ろす 5.ろうそくを入れるための加工(11月中旬〜12月30日) 12月31日 6.境内に加工した竹を並べる(午前8時20分頃から1時間程度)) 7.点灯作業(午後5時〜) 8.片付け(1月1日午前1時頃〜、および早朝) 山での作業は運動不足の解消にもなりますし、普段お付き合いのない方との御縁も生まれることがあります。無理のない範囲での作業になりますので興味のある方はぜひご一報ください。 |
除夜の鐘は12月31日に住職が第1声目を撞き、その後は参拝者が順番に 鐘 を撞きます。 |
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涅槃会では涅槃図(お釈迦様が亡くなれたときの様子を描いた 図)をお祀りします。 木も枯れ、多くの動物たちが嘆き悲しむ様子、母が投げたが届か なかった薬袋、ショックのあまり失神してしまったアーナンダ、など、ぜ ひお参りの際にはご覧ください。 |
お釈迦様が花園でお生まれになったとき、天から甘露(かんろ)の雨が降 り そそいだと伝えられています。 そのため、美しい花で飾った「花御堂(はなみどう)」に誕生仏を祀り、甘茶 を そそぎます。 法要後、甘茶をお配りしますので、ご賞味ください。 |
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達磨大師は禅宗の和尚様の中でも最も有名な方だと言われています。禅の 教えをインドから初めて中国に伝えた方で、禅宗では初祖として仰いでいま す。 いつ亡くなったかは定かでなく、大通2年(西暦528年)10月5日とされてます が、東光寺では毎月8日に行う布薩会と合わせて行っています。 達磨像の掛け軸をお祀りします。赤いダルマさんのイメージとはかけ離れた姿に 驚く方も多くいますよ!(右図) 下図は、東光寺本堂にお祀りされている達磨像。 |
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お釈迦様は菩提樹の下で坐禅をし、そして悟りを開いたとされて い ます。この悟りを開くことを「成道」といいます。 お釈迦様が悟りを開いたときの様子を表した軸をかけて、法要を行 います。(右図) また、仏陀(ぶっだ)、とは悟った人の尊称で、人生の真理に目覚め た人ということです。そのため、お釈迦様のことを仏陀と呼ぶこともあり ます。 |
彼岸とは「到彼岸(とうひがん)」の略です。「到彼岸」とは悟りの世界(人間完 成) に到達することです。 そのため、彼岸の期間は悟りの世界に到達するために六つの正しい実践(六波羅 蜜:ろくはらみつ)をし、人間完成に向けて修行をする期間と言われています。 こうした彼岸の期間中、各家々では仏壇を掃除し、お花やおはぎ・団子などをお供 えし、菩提寺へのお参りやお墓参りをします。 東光寺では檀家様の多くが彼岸の期間中には御本尊様や位牌堂で御先祖様に 手を合わせ、お参りされています。 このような菩提寺へのお参りや御先祖様への供養は六つの正しい実践の一つです。 |
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お彼岸・六波羅蜜(ろくはらみつ)についての詳しい解説はコチラ→新米和尚の仏教とお寺紹介 |
盂蘭盆(うらぼん)が、お盆の正式名称です。盂蘭盆とは梵語のウラ ンバナを音写したもので、「逆さまに吊り下げられた状態の様な苦し み」と いう意味です。 この苦しみの中にいる生きているものすべてを迷いの中から救済し、悟 りを得させることがお盆の本来の目的です。 東光寺ではお盆の時期に檀家様の各家々を回らせていただき読経を させていただきます。これを棚経(たなぎょう)といいます。 和尚が参りましたときには家にいらっしゃる方全員で仏壇の前で手を合 わせていただければと思います。 |
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1年に1度、婦人部の総会・新年会を開催しています。 読経・本尊回向・御詠歌・法話に続き総会を行います。 総会では行事報告や会計報告、新年度役員・班長の紹介などをします。 その後、参加される方にに楽しんでいただける催し物を行っています。これま で にアコーディオンの演奏家による演奏や、地元で落語家として活動されている 方 に落語を披露していただいたりしています。婦人部役員の方々により甘酒も ふる まわれます。 |
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