東光寺は温仲和尚(おんちゅうおしょう)によって戦国 時代ー鉄砲伝来の頃ーに、現在よりも北方の地に創建さ れましたが、その後衰退。 慶長年間: 一輪和尚(いちりんおしょう)によって中興され、再び衰退。 宝歴年間: 通天和尚(つうてん おしょう)によりお堂が再建。 安政年間: 松洲和尚(しょうしゅうおしょう)が庫裡(くり)を再建。 その後、清見寺蓉嶺維禎禅師の法を継ぐ九代洪堂義範 禅師(こうどうぎはん ぜんじ)(明治四十一年没)法系 開 山となり寺門は一新。 現在に至ります。 |
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左が温仲和尚、右が洪堂和尚のお墓 |
昭和十六年、臨済宗全本山の統合が行われ、臨済宗諸派(十四派)が合 同して臨済宗と称した際、初代管長となったのが足利紫山老師です。 この足利紫山老師は、若いころ東光寺で洪堂和尚について修行しまし た。東光寺には紫山老師の書などが多く残されています。 右は、紫山老師100歳のときに書かれた、『福寿』 |